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特集

2016-04-01 [熱中症って何?]

熱中症とは

気温が高いときや運動を行なうと体温は上昇しますが、通常は体温を下げるように自律神経が働き、発汗作用などで体温をコントロールします。しかし、夏場の高温・多湿という悪条件、体内の水分や塩分(ナトリウムなど)のバランスが崩れたときには思うように体温調整ができず、体がオーバーヒートした状態になり、熱失神・熱射病・熱疲労・熱けいれんなどのさまざまな症状が出てきます。
これらの症状を総称して『熱中症』と呼びます。
熱中症は死に至るおそれもある病態ですが、適切な予防法を知っていれば防ぐことができます。また、適切な応急処置により救命することもできます。


※桐灰化学調べ

暑さ対策商品使用状況が2009年は2007年に比べ、暑さ対策商品利用率が増えたこと。また熱中症の心配度が少なくなってなっていることがわかります。熱中症への意識を高め、対策を講じることが安心へと繋がるとも見て取れます。

 

 

熱中症の種類

熱失神 自律神経の働きにより、抹消血管が拡張し、血液を多く分布させた結果、脳に送られる血液が、一時的に欠乏状態になりおこるもので、めまい、失神などが見られます。顔面がそう白、呼吸が荒くなる、脈拍は速く・弱くなるなどの特徴があります。 対処法を見る
熱疲労 大量の汗をかき、水分の補給が追いつかない脱水症状になっている状態です。体がぐったりするなどの脱力感・倦怠感やめまい、頭痛、吐き気などが見られます。 対処法を見る
熱けいれん 大量に発汗したにもかかわらず、水分のみを補給し続けた結果、体内の塩分濃度が不足し、筋肉細胞が活動できなくなった状態で、足・腕・腹部の筋肉に痛みを伴ったけいれんなどが見られます。いわゆる『こむら返り』もこの状態です。 対処法を見る
熱射病 自律神経による体温のコントロールが破綻し、体の中枢機能に異常をきたしている状態です。意識障害(反応がおかしい・にぶい、言動がおかしい、意識がない)を伴うのが特徴で、運動障害(まっすぐに歩けない・走れない)や頭痛・めまい・吐き気などの症状も見られます。全身臓器の機能障害を合併することが多く、死亡率も高くなります。 対処法を見る

 

 

熱中症の症状と重症度分類

分類症状重症度
Ⅰ度
◎ めまい・失神
「立ちくらみ」という状態で、脳への血液が瞬間的に不充分になったことを示し、 “熱失神”と呼ぶこともあります。
◎ 筋肉痛・筋肉の硬直
筋肉の「こむら返り」のことで、その部分の痛みを伴います。発汗に伴う塩分 (ナトリウムなど)の欠乏により生じます。これを”熱痙攣”と呼ぶこともあります。
◎ 大量の発汗
Ⅱ度
◎ 頭痛・気分の不快・吐き気・嘔吐・倦怠感・虚脱感
体がぐったりする、力が入らないなどがあり、従来から”熱疲労”、”熱疲弊”と言われていた状態です。
Ⅲ度
◎ 意識障害・痙攣・手足の運動障害
呼びかけや刺激への反応がおかしい、体にガクガクとひきつけがある、真直ぐ走れない・歩けないなど。
◎ 高体温
体に触ると熱いという感触です。
従来から”熱射病”や”重度の日射病”と言われていたものがこれに相当します。

 

 

スポーツや屋外作業で起こる熱中症

スポーツや肉体作業を行なうと、筋肉は熱を発生し、体温は上昇します。自律神経は発汗により気化熱を発生させて体温を下げようと働きます。激しい運動による熱の産生過多、高温環境による気化熱減少が熱中症を引き起こす原因となります。充分に注意しましょう。

 

 

日常生活の中で起こる熱中症

熱中症は屋外だけで起こる症状ではありません。
家事による気温の上昇、換気不足により熱がこもるなどの環境要因、水分補給不足や発汗不足により体に熱がこもることがあります。特に発汗量の少ないお年寄りや体温調節機能が十分に発達していない小さなお子さまには十分な注意が必要です。

 

 

 

 

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